ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

2019-01-01から1年間の記事一覧

急にお姉さん

ニコちゃんには三人の従姉妹がいて、そのうちの二人と毎日のように会うのですが、つまり私の姉の子供となんですけども、一人っ子だけどもその時は三人姉妹のように遊ばせてもらいます。双子の妹と、三つ年上のお姉ちゃん。 双子の妹っていうのがもうワルで、…

ニコちゃん語録

母が兼業で行う商品販売の、その会社の新社長の就任式典とパーティーで店を空けた。私は誰もお客さんのいない店の店番をしながら、ゴロゴロと雷の鳴る空を見ていた。数ヶ月前の、豪雨を思い出す。ビショビショになって、迎えに行って、帰った日。 ニコちゃん…

叔母といとこと母と私

私の実家は父と母それぞれが別々の家業を営んでおり、主婦がいない家の家事を補うため、近所に住む父の弟の嫁、つまり叔母が実家に手伝いに来てくれていた。 物心つくころには母の仕事はピークで、平日は夜遅くまで、土日も夜遅くまで働く母は仕事でいっぱい…

アメの効果は絶大だった

アンパンマンのペロペロキャンディを、友人から貰った。一度ニコちゃんにあげると、口と手をベタベタにして、何度も「見て、アンパンマン!」と嬉しそうに食べていた。以来、思い出しては「アンパンマンのアメ!」と要求するようになった。決まって起き抜け…

小さな生き物

何やこの小さな可愛い生き物は。身を任せて安心しきって私の手を求めて規則的な寝息をたてている生き物は。私のことが大好きで、求めてやまない小さな命。 昨日、ふと夜中に目を覚まして寝れなくなって、ニコちゃんを見ていた。外は予報どおりの激しい雨。階…

てのひらに勇気

保育園の準備をしたくない。時間通りにいけなくて怒られたくない。仕事に行きたくない。ダルい。休みたい。ふいに、そんな感情に襲われる。 ニコちゃんを起こして(というか起こしに行ったら起きていた、非常に機嫌が良かった)、朝ご飯に冷凍していたパンを…

ニコちゃんのママ離れ

最近、といってもここ数日なのだけど、ニコちゃんの、ママ以外へのくっつき具合が激しい。夫に対してはそんなになのだけど、大人の女の人に対して(私の従姉妹だとか、ひいおばあちゃんだとかに)「抱っこ!」と、ものすごく甘えに行く。となりにママがいた…

初めての一人のトイレ

まだ朝も明けない午前三時。我が家のお姫様は、理由もなく泣き叫んでおられました。いつもならトントンすると直ぐに寝てくださるのに、今日は珍しくダメで。泣いて暴れてパパを蹴って、なぜか「たーたーいーたーーー!!!!叩かないーーー!(叩かないで、…

お姫さまのその後

「喧嘩をしないで。」我が家の姫は、下僕の二人にそう命令された。「仰せのままに、姫さま。」下僕たちは自らの言葉遣いを反省し、姫を不快にさせたことを丁重に詫びた。 夏の暑い日だった。盆も暮れに差しかかるころ、姫は下僕たちを連れて二つ隣の国まで偵…

ごめんなさいの無限ループ

台風で義両親との旅行がなくなり、老人ホームに入っている母方の祖母に、夫と子供を連れて会いに行った。子供は何度か会いに連れて行っているけれど、夫は初めてだ。 母と父方の祖母が老人ホームの祖母に会いに行くというのを聞いて、姉が自身の二人の子を連…

歩いて鳴く犬のオモチャと、成長

今日は姪っ子の誕生日パーティーにお呼ばれしに、実姉の家にお邪魔してきた。私と違って美人顔で、スタイルが良くて、気が利かないけど人を気遣う、優しくないけど優しい姉。 実家の一番よく使う和室には、姉の様々な賞状がずらりと飾ってある。卓球で団体優…

これはきっと今だけのこと

こんばんは。お盆ですね。普段会わない人とも会う機会が多いことかと思います。気遣いの連続、お疲れさまです。気を遣ってくれる人がいてくださるから、物事が上手く回るのですね。 我が家は特に帰省をすることもなく、旅行の予定を入れるでもなく、予定は未…

私が宗教と相容れない理由、迎合する理由

蝉、鳴かないかと思ったら、鳴き始めました。 まだまだ暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。気持ち的には夏も終わりに近づいてきました。夏もあともう少しですね。 ◆ 私の実家は小さなお寺の檀家です。祖父が熱心な仏教徒であったため、毎月第二…

大人と子供と本能と理性

人間は嘘をつく。 頻度や程度の差異はあれど、おそらく誰しも嘘をつく。2歳の子供でさえ嘘をつく。自分を守るために、もしくは誰かを守るために。 ◆ https://mobile.twitter.com/_HappyBoy/status/1154405124678094848 てぃ先生のツイッターによると、2〜3歳…

キモい

嫌われる訳がないと信じている人。人を傷つけても平気な人。こちらの気持ちなどお構いなしに、身体に触れてくる人。気持ちを踏みにじっても平気な人。私が不快であることに、気が付かない人。 キモい。気持ち悪い。触るな。触らないで。 こんな気持ちが自分…

祖母と焼き鳥と、鰻と蕎麦

可哀想な人だと思うことにした。それで自分の中の怒りを鎮めようと。何しろ相手は86歳の老女なのだ。 残された未来は私のそれよりずっと少ない。人の気持ちを推測できずに傷つけることしかできないなんて、なんて可哀想な人だろう。だから私は、彼女に腹をた…

貢ぎ物

ニコちゃんが、黄色と黄緑色と緑色の折り紙で作った三匹のカエルと、友人から貰ったアンパンマンのバスを、拭き掃除用の不織布に包んで、「ハッピーバースデー、あげる。」とくれた。 私が座るソファーの隣には、先月号の雑誌の付録の、アンパンマンのアイス…

精神的に不安定な母親

2歳の子供がいる。結婚して4年になる夫がいる。夫も子供も大きな病気はなく、身体も精神も健康だ。経済的にも、裕福とは言えないけれど、身の程に合わない贅沢をしなければ、生きていける程度には恵まれている。 それらは私が努力して得たものではなく、幸運…

「なんで?」

今朝、保育園に向かう車の中で、ニコちゃんが「なんで?」と聞いてきた。なんで?なんでだろう…。 「ママ働かなあかんから。」そう言うと、「おばあちゃんは?」と更に聞くニコちゃん。「おばあちゃんも忙しいから。保育園の方がお友達も一緒に遊べるし、先…

「〜してあげる」という気持ち

お久しぶりです。モツ子です。 私は二歳児の母なんてものをモツ子のくせして偉そうにやらせて頂いているんですけど、子供に対してよく言ってしまうセリフが「はいはい、〜してあげる。」という言葉です。 ママが「〜する」のではなく、「〜してあげる」。こ…

「愛を欲張らないで」

周りの人と自分の幸福の最大化を目指して行動したつもりになっていても、それはただの自己満足で、私は幸せになんて出来ていないのかも知れない。 見返りを期待しすぎなのだ。自分の存在意義を人に求めすぎなのだ。だから苦しくなって、周りの人ばかり幸せそ…

恋愛と結婚と子育ては、一人暮らしより労力とお金がかかる

こことは別のブログサービスで、毎年夫が自分の誕生日に有休を取ってくれる妻の日記を読みました。微笑ましく、心が温まる反面、羨ましく、少し凹みました。私の夫は、私の誕生日に有休を取ってくれたことは無い。 それは仕事へのスタンスが日記の旦那さんと…

子どもを愛するってどういうこと

こんな記事を読みました。 https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=40839 子どもの自己肯定感を育てるには、という内容の、Benesseの記事です。 自分の子どもへの愛し方が、果たしてこれで本当に合っているのか?っていうのは常に疑問です。ですが、上…

ポンコツ

私は、クズに等しい人間だと思うけど、こんな私でも私のことが好きで、だから私は私のことを好きだと言ってくれる人が好きだ。更に言うと、こんな私でも許してくれて、一緒に居続けてくれる人。そんな人が居てくれるのであれば、大切にしなければならないし…

知らない場所や物や人は、新しい気持ちをくれる

既知のものでも、何度でも感動することだって、あると思うのですがね。 こんばんは!もってぃです! ドキドキワクワクする気持ちは、日常の疲れを飛ばし、癒しをくれるもの。求めすぎてもアレですが、全く無くてもツラいと思うので、適度な気分転換が出来る…

頑張りすぎない、と決めてから

どうも〜、こんにちばんは!おはようございます! もってぃです。よろしくどうぞ〜。 一年前、ある出来事をキッカケに、頑張ることが難しくなって、頑張らない自分が嫌で嫌でしょうがなかったのですが。 頑張らなくてもええやん( ᐛ )و と、謎の開き直りをし…

嘘にまみれて生活をする

嘘は良くない。正直なことは良いことだ。 …果たして、本当にそうなのだろうか。 世の中に、生活の中に嘘は溢れかえっている。小さな嘘から、大きな嘘まで。小説だって、ドラマだって、大抵は嘘だ。嘘だけど、心に響くことだって沢山ある。 何でも赤裸々に話…

やれば出来る子

ニコちゃんをパパに預けて、夕方から友達と飲みに出かけた。帰ってきたのは11時半頃。パパは見事にキーマカレーを作って、食器を全部洗って、お風呂を洗って、ニコちゃんに晩ご飯を食べさせて、ニコちゃんを一人でお風呂に入れて、寝かし付けをした。 凄い。…

忘れるということ

人は、経験したことや覚えようとしたことを、次の日には7割だか8割だか忘れてしまうらしい。覚えていたいことを忘れるのは辛いけれど、覚えなくていいことを忘れないのも辛いから、便利な機能なのかも知れない。 私は嫌なことがあった時、忘れる方法はいくつ…

宇宙人

批判覚悟で書く。批判されても仕方のないこと。私は頭がオカシイ。過去に宇宙人と呼ばれたこともある。 我が子との初対面、私は「無」だった。何の感情も湧かなかった。「おお〜、この子が私のお腹の中に入っていたのか…(思考停止)」それは、17時間に及ぶ…