ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

ひんやりと甘い苺を半分こ

 ペコちゃんは車が好きです。車に乗るとご機嫌で、すんなり寝てくれることが多いのです。ニコちゃんの赤ちゃんの時も、夜なかなか寝付かなくて、永遠に広くて暗い道をドライブしていました。声の大きさや毛量は違うけれど、そんなところは似ています。

 ベビーカーも好きで、B型のベビーカーに乗せると、前についているバーを握りしめて身を乗り出して、外の世界を堪能します。普段は家に引き篭もることが多いので、パパとママとねぇね以外の人や物が新鮮でならないようです。

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 近くに卸売り市場があり、先日イベントをしていて初めて場内に足を踏み入れました。慣れない地域役員になって初めての会議への出席であたふたした後の人混み。とても疲れてお腹も空いて、けれどもどこもかしこも長蛇の列で、疲労はピークに達していました。

 イベントはあっという間に終わって、あちらこちらで撤収が開始される中、「アイスを60個無料で配布します」とのアナウンスが。夫に伝えると、よし行こう!とノリノリ(おそらく空元気)。ギリギリ貰えることになったけれど、いざ順番が近付くと、やっぱり足りない、とのこと。

 その代わり、スムージーならありますよ、と。地元の高級イチゴをふんだんに使った贅沢なスムージー。なんと一人一個ずつ貰えてめちゃくちゃラッキーでした。スムージーの上には大量の高級イチゴ。ペコちゃんにあげると何度も欲しがって、楽しい思い出になりました。

どんどん歩く

 どんどん歩けるようになる。トランポリンにも自分でよじ登って、跳ねる真似をして、自分で降りる。頭から落ちるかと思って駆け付けると、器用に手を使ってゆっくりずり落ちる。子ども用のソファにも難なく登る。

 どんどん出来ることが増える。昨日の夜は一度も起きずに朝を迎えた。求められたら即座に手を振る。パパやお母ちゃんを何となく言える。上の子に「ペコちゃんは食べさせてもらってる。自分で食べれない」と言われると、母の手ごとスプーンを掴んで、口に運ぶ十ヶ月児。

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 同じ空間でスマホを触っていると一人で上手に遊べるのに、少し離れただけで泣き出すママ大好きっ子。保育園には落選したけれど、のんびり遊んで待とう。そろそろお金が心配になってくるけれど、気にせず待とう。大丈夫、大丈夫、大丈夫だぁぁぁ。

十ヶ月と半月

 桜が散り、チューリップも満開を越え、ハナミズキが部分的に咲いてきました。まだ四月の半ばだというのに、夏のような暑さが続いて、かと思えば今日はとても涼しくて、近所の小学五年生の男の子が今年の夏はめちゃくちゃ暑いのではないかと心配していました。

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 ペコちゃんは自分の足だけでしっかり立つようになりました。手で支えると、自分で歩こうとするようにもなりました。私が電話をしていると、横で「うん!うん!」と頷いて、タオルを持って顔を隠して「ばあ!」と言いながらタオルを下ろします。

 永遠に終わりのない日々だと思っていたけれど、ゆっくりと確実に終わりは近付いているんだろうな。今が一生続けばいい、とも思うし、何処か遠くに逃げ出したい、とも思う。けれども何とか踏ん張って、可愛さを享受し続けています。実家や夫や保育園や姉に感謝です。

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 変化が苦手な私にとって、子育ては至難の連続で、環境が違えばテレビで報道されていてもおかしくなかったんだろうなと思います。本当に、子どもにも助けられているし、環境にも恵まれていて、それでもとてもしんどくて、自分が嫌になるけれど、ありがたいです。

 ペコちゃんは大きく心配させることもなく、こんな母親でも好きでいてくれて、ちょっとやんちゃで好奇心旺盛だけど、無事に育ってくれていて、良かったです。昨日火傷させてしまったのだけれど、病院に行く車の中でずっと泣いていて、心配すぎて泣きながら運転したけれど、病院の先生が優しそうな女の人で、「大変でしたね」と開口一番言ってくれて、それだけでその日がいい日になってくれた気がします。

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 こんな毎日を、ずっと覚えていられたらいいのだけれど、多分無理なので、文字にします。見返した私が少しでもこの可愛い日々を思い出せますように。ペコちゃん、めちゃくちゃ可愛いよ。ニコちゃんも、もちろん可愛い。二人とも好き。大好き。

十年の桜を見たよう、この十月

 満開の桜を愛でる季節を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。ご機嫌麗しゅうございます。

 我が家のちびちゃんは、先日十ヶ月を迎えました。あらゆる日用品がオモチャだった七、八ヶ月の頃に比べ、段々とオモチャに興味を示し、また日用品を使う様子をしっかり観察し、真似をするようになってきました。(例えば自分で歯ブラシを使って歯を磨こうとしたり、スプーンを使おうとしたり、ゲームのコントローラーを持って動かそうとしてみたり)

 ストローマグを自分で持ち上げ、上手にストローでお茶を飲みます。たまにむせるのも、また可愛いです。ニコちゃん(四歳)の方は、赤ちゃん用に用意したものを全て欲しがります。どうしても赤ちゃんに手がかかるので、我慢の連続みたいです。けれど、お姉ちゃんとして、よく頑張っています。

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 ネットで「育児に疲れた時は、施設から貰ってきた可哀想な子だと思って接せる」という言葉を拝見しました。ワガママ言って泣いてばかりの自分の子だと、つい声を荒げそうになるけれど、他人の子だと思うと、可愛いし優しくしなきゃと思う気持ち、何となく分かる気がします。一粒で二度美味しい、ならぬ、一人で二度美味しい、的な。

 つむじがとても良い匂いで、いつもクンカクンカと匂いを嗅ぐのですが、今日は無臭で寂しいです。代わりに耳の穴の匂いをくんくん嗅いで、幸せを感じておきます。どうしてお昼ご飯を食べてくれないんでしょうか。お腹が空いている筈なのに。分からないので、ブログを書いて気を紛らわせています。もう少し、頑張ります。

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 あんなに頼りなくて壊れてしまいそうだった赤ちゃんが、今では何も持たずに一人で立って、ありとあらゆる人たちにドヤ顔をしまくっています。楽しそうで何よりです。昨日出来なかったことが、たった一日で出来るようになって、すごいスピードで成長しています。この子の十ヶ月は、大人の十年と同じくらいなのかな、と思ってタイトルの句を詠みました。

寝ていると すかさず上に 登る吾子

 私の掌よりも小さな顔。まあるい綺麗な頭。おでこだけ伸びた前髪。春だけどペコちゃんの手はモミジのよう。桜のようなほっぺ。薄くて水分を多く含んだ吸い付くようなすべすべでもちもちの柔肌。

 何にでも興味を持って、何でも手を伸ばして口に入れて確かめる。見たことがないものばかりの世界。最近のお気に入りはベビーミルクローション。それからブラシに、スマホに充電ケーブルにswitchのコントローラー。テレビを叩くことも大好きで、一度「ダメ」と大きな声で注意すると号泣した。

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 ニコちゃんのお気に入りはマインクラフトを主にプレイする登録者数200万人越えのマイゼンシスターズ。ひまわりチャンネルと姫ちゃんおうくん、かんあきチャンネル、こうくんねみちゃん、かほせいは変わらず大好き。かほせいの割合が高くなったような気がする。

 キッチンで使う用にステップを買ったら、「これニコちゃんのために買ってくれたの?」と超絶お気に召して、何をするにもそのステップを取り出して自分で物を取った。挙げ句の果てにはリビングに持って行って秘密基地の一部にして、キッチンで台が無くなって困っていた。

 ペコちゃん用に買ったクマの一人用のソファも、ニコちゃんのものになっている。秘密基地を壊すと怒られる。ニコちゃんが喜ぶかと思って買ったswitchのマインクラフトは、夜な夜なパパとママのオモチャになっている。パパとママは寝不足で、いつも後悔する。

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 濃厚接触者の登園制限が解除されて、明日から一学年上がって年中として登園できる。保育園歴は五年目に突入する。家が大好きで、保育園の休みを首を長くして週末までの夜を数えている。ペコちゃんも、通ればもうすぐ入園予定。離れたくないけれど、働かなければならない。働きたくないなぁ。ずっと一緒にいたい。

三月の 梅と桜と 立つ子哉

 九ヶ月ももう終わりを迎えようとしています。永遠のようで一瞬だった赤ちゃん期も、間もなく終わりを迎えようとしています。

 九ヶ月前に生まれた時は、自分で意図して物を持つことすら出来なかったペコちゃん。それが今や、「ごち」と手を合わせたり、欲しい料理を掴んで教えてくれたり、ストローでお茶を上手に飲んだり、何も持たなくても自分一人で立てたり、自立と意思疎通がとてつもないスピードで出来る様になりつつある。

 目が合うと「まあ」とママらしき言葉を発して笑ってくれる。納豆が好きで、今日の晩ご飯はほぼ納豆だけ食べていた。いつも笑顔でくっついて、かと思えばジェットコースターや山の天気のように機嫌が悪くなって泣き叫ぶ。そんなペコちゃんを見て、一日に何度も「可愛い」と口にする。

 一人遊びが出来る様になった。産まれた時からママと離れることに不安を覚えて泣き叫んで、ママに抱っこされるとピタッと嘘みたいに泣き止んでいた子が、トイレに閉じこもってブログを書いていても、泣かなくなった。

 色んなものを口に入れる。うんちをしている時はいつもの暴れん坊が嘘のように静止して、顔を真っ赤にする。お風呂が好き。乳児用の電子レンジで作る蒸しパンと、あとブロッコリーが大好き。永遠に食べている。

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 可愛い子と打って変わって、母は四年前に比べて明らかにガタが来ている。シングルベッドで四歳と〇歳と寝ていると、朝まで一ミリも動けなくて肩がバキバキで、膝は十八キロと六キロを一気に抱っこすると、ジャンパー膝になった。化粧は基本的に子ども用の日焼け止めと眉毛とアイシャドウとアイラインだけで、髪の毛にアイロンなんてもう五年ほど当てていない。

 白髪も生えたりして、少しずつ老いていく。コンタクトを買いに行っていなくて、ずっと眼鏡。髪の毛に油分と水分がなくなっていく。それなのに剛毛で多毛で針金みたいで、髪の毛を束ねていてもゴムが落ちていく。頑固さは私の性格に負けていない。

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 近くの花がたくさん咲く公園に、花見に行った。ただ花を見る時間は優美で、子どもたちがいなければ、こんな気持ちを知ることもなかったのだろうと思う。生まれて来てくれて、ありがとう。育てさせてくれて、ありがとう。子どもも夫も自分も実家の家族も大切に、自分の気持ちを押し付けすぎずに付き合いたい。

八月なる 吾子がヨイショと 誰の真似?

 そんなに言ってるかな。意識すると、何かにつけ「ヨイショ、ヨイショ」と繰り返していた。怖。

 赤ちゃんが八ヶ月になりました。首が座り、ずり這いまくり、腰が座り、一人で自由自在にお座りとずり這いを繰り返し、今日初めてハイハイ(高這い)をしました。凄い(拍手)

 ヨイショが言えるなら、パパも言えるんじゃないかと、ヨイショの代わりに「パパパパパパパパ」と言うようにしたら、「パ!」と元気よく言っていました。惜しい、あともう一歩。

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 実母から「アンタは幸せやなぁ。こんな可愛い子と毎日一緒におれて。私は一緒にいたくてもいさせてもらえへんかった」と昨日も言われて、素直に幸せだ、ありがとう、と思えました。ちょっと荷物(仕事)を下ろさせてもらって、気が楽になったのかな。自分の出来る量を把握して、欲張らないよう気をつけます。