ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

「ママの作ってくれたご飯、美味しいなぁ。」

 二日ほど夜中に目が覚めてあまり眠れていなかった。その上、月に一度の恒例行事と風邪で体調がすこぶる悪く、それなのに二日連続ニコちゃんを連れて友達と遊んでしまった。

 昨日の夜は何も動く気がしなかった。パパも一日サバゲで疲れただろうに、ニコちゃんをお風呂に入れてくれて寝かしつけてくれた。助かる。今日も食器を洗ってくれて、洗濯物を干してくれて、ニコちゃんを外に散歩をしようと連れ出してくれた。めちゃくちゃ助かる。

 夜久しぶりにまあまあ寝れて、朝もしんどかったけど少しだけウトウトさせてもらったらだいぶマシになって、気持ち悪さも立てるくらいにおさまったので、お昼ご飯に豚平焼きとお味噌汁と焼きおにぎりとうどんを作る。

 帰ってきたニコちゃんが「ママ〜!ママ〜!」と言いながらリビングに入ってくると、豚平焼きを見て、「わぁ!美味しそう〜!」と、嬉しい反応を見せてくれる。「手ぇ洗っておいで!」と言うと、素直に「はい!」と笑顔で応じてくれる。

 パパが汗だくになって帰ってきて、ニコちゃんの手を洗わせてくれる。パパもニコちゃんもずっとニコニコしながらご飯を褒めて食べてくれる。ニコちゃんの言葉の豊富さに驚く。「ママ作ってくれたご飯、美味しいなぁ。」「ママ、ありがとっ。」ママごろし。キュンとする。どうしてこんなに可愛いのか。

 けれどもご飯、めっちゃ残したけど。ズコーッ。美味しいんとちゃうんかい!まぁ少しでも食べてくれたならそれで良き。ご飯を食べたらお昼寝タイム。…かと思いきや、オモチャを引っ張り出してきてパパと遊ぶ。パパはもう限界でスマホを触る。

 ニコちゃんを寝室に連れて行く。なかなか寝ないので「鬼さん呼ぶよ!」と、あまり使いたくない奥の手を出す。ベッドに横になるも眠くならない。朝は十時まで寝ていたから。ニコちゃんも私と同じで疲れていた。けれども私もまだしんどいので寝て欲しい。私が先に寝る。ふと目を覚ますと、ニコちゃんが寝ていた。良かった。

 秋は疲れが溜まっているのか。いくらでも寝られる気がする。…ニコちゃんももっと寝てくれていいねんで?