ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

「おはよう」に愛をこめて

 おはようございます。もうこんにちはの時間かな。アイシャドウを上手に塗るオマセな4歳のニコちゃんと、シャワーヘッドに恋をする0歳5ヶ月のペコちゃんの母です。寒くなってきましたね。

 ◆

 ニコちゃんは挨拶をしない。「おはよう」「さようなら」「ただいま」を促してもしない。出来るのにしない。「ただいま」は最近言えるようになってきた。けれど保育園の先生に「おはよう」と「さようなら」が言えない。

「挨拶は元気かな、とか確認するためのものだよ。挨拶をしたら色んなことが分かるから挨拶するんだよ」と伝えても、しない。不審者かどうか見分けるには挨拶をするのだ、と伝えても、しない。挨拶は威嚇のような説明をしてしまったからなのか。

 ◆

 今朝、ニコちゃんを起こす時、感じたことをそのまま口に出した。「おはようは大好きって気持ちを込めてるんやで」おはよう、ニコちゃん大好きだよ。何度もそう伝える。「保育園の先生にも大好きの代わりにおはようって言おうね」とお願いする。

 朝ご飯に用意した小倉トーストにも柿にも目をくれず、プッチンプリンをお皿にプッチンして食べながら、少し離れたママに向かって「ママ大好きだよ」と伝えてくれるニコちゃん。「ママが大好きだからママのお手伝いするねんで」可愛すぎかよ。

 保育園に行くと、先生を前にして、「何て言うの」と促すと、「おはようございます」と言えたニコちゃん。先生も感動して喜んでくれた。「挨拶してくれたね〜!」私も嬉しくて頭をナデナデ。先生のこと大好きなんだね。良かった。

 ◆

 少し敏感な子だから、プラスの気持ちを伝えると上手く分かってくれるのかも知れない。マイナスの気持ちもプラスの気持ちも、どちらも過敏に受け取ってしまいがちだけど、あまり悲観的になりすぎず、出来ることを楽しんでいけたらいいな。