ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

トゲトゲした気持ち

 姪と姉がとても意地悪な気がして、姪と目を合わせられない。家に帰って子供と二人っきりになって、子供にキツく当たってしまう。進行方向に子供が立っていただけで、イライラしてしまう。

 昨日は殆どイライラすることが無くて、珍しく夜中殆ど目が覚めずに、睡眠時間もたっぷりとった筈なのに。昨日は私にしてはとても珍しい「普通の日」だったのに。母も珍しくまともだったのに。

 今日はダメダメだ。気持ちの整理がつかずに涙が出てくる。「ママなんで怒ってるの?」子供が訊ねる。違うねん、疲れてん。「疲れたん?」「疲れたん。疲れたん。」笑う子に少し救われる。

 子供の手をパチンと閉めるタイプのカバンで挟んでしまう。子供が泣く。泣きたいのはこっちなのに。子供に優しく出来ない。「大丈夫?」って聞いて、「ごめんね。」と抱き締められない。

 そんな自分に腹が立って、階段を上って寝室に逃げ込む。SNS上で、『10分でいいから家出したい、けれど出来ない』と言っていた人を思い出す。考えてはいけないことを考えて、否定して、また考えて、否定する。キャパを超えたんだな、と理解する。回復する為には何をすべきか考える。

 意外なことに、ニコちゃんが直ぐに泣き止んで、階段を上がって来た。ママが倒れ込んでいる、収納付きの少し高いベッド(分厚いマットレスを敷いているので更に高い)をよじ登ろうと頑張って、バイキンマンのぬいぐるみを落として、泣く。私も少し泣いて、ぬいぐるみを拾う。「早くおばあちゃんち行こう。」子供が私の手を引いて、二階から一階に下ろす。

 泣いて横になると、少し楽になった。

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 これは私の悪癖だと思うのだけれど、誰かといると、誰かのために行動しなければと思ってしまう。相手も同じように私のことを考えて行動してくれる人ならば疲れないのだけれど、こちらの気持ちや行動を鑑みない人だと、不快に思ってしまったり、疲れてしまったりする。

 勝手に他人に期待して、見返りを求めてしまう。見返りを貰えなければ、勝手に悲しくなったり、悲しくなるならまだしも、怒ってしまったりする。良くない。良くないのに、無意識にやってしまう、癖みたいなもの。

 相手に期待しない、思ったことを言う、本心を伝える。それらのハードルが高くて、難しい。何となく、惰性で生きてきたのに、自分の出来ないことに向き合わざるを得ない時間が、辛くて、貴重なものだと思う。

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 以前決意して食べ損ねた、マクドのオレオのマックフルーリーでも食べて、自分を甘やかして、また頑張ろうと思います。どすこい!