ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

子育ては修行

 日本で最も大きい地方都市の、先月オープンしたばかりの商業施設に行ってきた。ハイブランドが並ぶ駅前商業施設に、ニトリユニクロなどの身近な生活用品が揃うエリアが出来た。これで、雨の日でも濡れることなく駅近郊で買い物が完了できるだろう。

 ブルーレイレコーダーを結婚当初から買っておらず、ようやく買おうと夫に相談した。家から車で10分の、ロードサイド商業施設の電器店に行けばいい、と思っていたのだけど、隣の都道府県にある大型電器店の方が1万円安い、とのことで、車で1時間弱かけて高速に乗って都会に繰り出した。新しい商業施設を見ることも行動の動機の1つとなった。

 駐車場は立体駐車場の下の階が軒並み混んでいて、最上階しか空いていなかった。5万円以上買えば駐車場代が3時間まで無料なので、タイムリミットは3時間後。ブルーレイレコーダーはぎりぎり5万円には届かなかったけれど、ケーブルを買って5万円オーバーに出来た。

 スペック、価格、どれがいいかは全く分からず、夫は比較検討するのが得意なので、丸投げさせて貰った。お陰でいいものが安く買えた(と思う)。苦手分野を夫が受け持ってくれるので、非常に助かる。感謝している。

 その後、ニトリFrancfranc UFOに行き、サンタがニコちゃんにてんとう虫のリュックを買ってくれて、(それだけサンタさんに買って貰ってもいいとニコちゃんからゴーサインが出た。)その後、北極星(オムライス発祥の店と言われている。)でオムライスを2つ頼んで3人でシェアして食べた。キッチリ3時間。

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 子育ては修行のようだ、と思う。

 いや、子育てに限らず、何でも修行だと思うのだけれど、子供に何をされても怒らない、時間がないと焦らない、耐える力、そしてより良い方向に導けるよう働き続ける力が子育てには必要とされる気がする。

 褒めるのも叱るのもどちらも多過ぎても少な過ぎてもいけない気がするし、親や子にとって最適のバランスを常に追求し続けなければならない気がする。それを子供や社会から常に要求されている気がする。いや、どんな仕事も社会からの要求があるとは思うけれど。

 子育ては子供にご飯を成長に必要分食べさせて、子供を清潔に保って、健康に留意して、身体的、精神的虐待をしなければ、とりあえずはそれでいいと思う。プラスアルファで、子供の将来を考えたり心配したり、習い事をさせたり、叱ったり褒めたり、進学費用を蓄えたり、ママ友付き合いをしたり、そんなことをすればもう120点満点ではなかろうか。そんな風に中々思えず、自分がダメな母だと落ち込むことも多々あるのだけれど。

 イライラして怒鳴ってしまっても、泣かせてしまっても、やたらと「ママ、すーき!」と連呼させてしまっても、「好き」と言って、頭を撫でて、頬を撫でて、抱きしめて、抱っこをすれば充分ではないか。叱った分、同じだけ褒めればいいのではないか。叱りすぎも褒めすぎも良くないかも知れないけれど、叱らなさすぎも褒めなさすぎも良くない気がする。何事もバランスが大切で、バランスを取るのが難しい。大切なことは難しい。

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 明日も私はバランスに悩んで、「褒めすぎだろうか、叱りすぎだろうか」とクヨクヨしていると思う。今日はニコちゃんがとても可愛く見えた。この子はこんなに可愛い子だっただろうか。パパ効果なのだろうか。悩みすぎず、しっかり行動できるよう頑張りたい。「好き」は何度聞いても嬉しい言葉だと思う。何もなくてもたくさん伝えていきたい。

 案ずるより産むが易し。考えるよりも行動、が私に必要なことだと思う。いやパパからは「もっと考えろ」と怒られそうだけれど。余計なことを考えすぎて、肝心なことを考えられない、それが私。ゴールを常に考えながら、ペース配分を考えて、結果を得られるように努力します。それが大事。私に足りないもの。反省。