ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

子育ては、おまえがくれた木馬の時間

 ミーハーなのだけど、プレバトで夏井先生の短歌対決の添削を見ているうちに、俳句と短歌に興味を持つようになった。自分で短歌を作って、県の情報誌に応募したり(運良く載せてもらえたり)、俵万智先生の詩集(『たんぽぽの日々』)を読んだり、三十一文字の中に夢を見た。

 俵万智先生はシングルマザーで、男の子を一人育てられている。俵万智先生の子供に対する愛情や感受性がとても好きで、この間も図書館で『風が笑えば』という詩集を借りたのだけれども、一瞬で読み終わってしまった。

揺れながら前へ進まず子育てはおまえがくれた木馬の時間(俵 万智)

 上記の短歌は『風が笑えば』に収録されている歌ではなく、松村由利子先生の『子育てをうたう』という、子育てに関する短歌を集めた本で拝見した。松村由利子先生の後説がまた見事で、読むと何度でも目頭と鼻が熱くなる。進んでいないように思える時間の豊かさへの感謝。一年半前の私に教えてやりたい。

 ニコちゃんは一昨日保育園に行く直前で「アナ見る!」と保育園に行かなくなり、昨日は始めから休むと言い一日中YouTubeを見続け、今日は無事保育園に行きました。アナ雪の第二弾をいとこのお姉ちゃんと観に行こうと以前言っていたのを、一昨日の朝にアナ雪とのコラボのパンを食べて思い出したのかと。ウチの子、記憶力がいいんです、デヘヘ。でも将来引き篭もりになる可能性を心配しています。何か夢中になれることを見つけられたらいいなぁ…。