ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

ニコちゃんも行く〜〜〜!(泣)

 夫の父と母、ニコちゃんにとってはおじいちゃんとおばあちゃん、つまりは私の義父母が、九月の二回目の連休の最終日、我が家に遊びに来てくれた。ニコちゃんには直前に「おじいちゃんとおばあちゃんが来てくれるよ。」と伝えた。

 一週間ほど前、夫が「父と母がこっちに観光しに来るらしい。」と私に告げた。単身赴任の義父と、二つ向こうの県に一人で暮らす義母は、転々と勤務地が変わる義父のところに度々訪れ、二人でその地の観光地を楽しむため旅行好きで、我が家から三十分ほどの観光地にも毎年通う。今回も観光地を楽しむから、そこで落ち合って、ご飯を一緒に食べよう、とのこと。

 ご飯どころを私が調べることに。三日ほど前に忘れていて慌てて調べて夫に相談すると、日付が変わっていた。前日には我が家に遊びに来ることになった。当日朝から棚の上のぐちゃぐちゃや、ソファの上の洗濯物の山を一つずつ片付ける。昼ご飯を食べたあと、掃除機と雑巾をかけ、玄関を掃いて雑巾で拭き上げる。

 夫は朝からずっと一緒に片付けて、ニコちゃんを連れて二人で買い物にも行ってくれた。義父母のもてなしのご飯のメニューは夫に任せ、晩ご飯の準備も義父母とニコちゃんを連れて私の実家に行っていたため、夫に任せた。出来合いのお惣菜と、素麺を茹でてくれた。帰ってきたらすぐに食べられるよう、ご飯をテーブルに並べ、オーブントースターで何度もカキフライを温め直してくれた。

 義母の声が我が家にいる時、今までより遠慮がなくなっているように感じて、嬉しかった。ニコちゃんは私の実家に行くと、私の母にも抱きつくけれど、義母にも同じように抱きついてくれて嬉しかった。義父母が実家にお線香を上げに来てくれたのも嬉しかった。もっと私が積極的に話すべきだったか。義母と母が話すのをずっと聞いていた。

 素麺をつける麺つゆ入れが我が家に無かったので、慌ててアサヒを買いに行くついでに、近くのDAISOに買いに行った。義父が飲む焼酎のグラスも。素麺やかき氷を入れる器も。義父母のお箸も。それらは全て使ってもらえて、買いに行った甲斐があった。

 ご飯を食べたあと夫がかき氷を作ってくれて、そのあとにニコちゃん人生初となる花火をした。ニコちゃんは怖がって花火に近づこうとしなかったので、大人たちが順繰りに花火を消費した。子供がしないと花火はなんと一瞬で感動がないものなのか。けれども久しぶりにした花火は思い出になった。

 花火が終わると少し離れた便利な駅にお酒を飲んでいない夫に送ってもらうよう提案するも、却下される。歩いて行ける駅まで泣いて惜しむニコちゃんを抱っこしてお見送りに行く。夫が途中で走って追いかけてくる。三人で義父母を駅の改札まで見送る。ニコちゃんは「ニコちゃんも行く!ニコちゃんも行く〜!!!!」とずっと泣いていた。義父母は笑顔で手を振ってくれた。

 家に帰ると夫がお風呂を洗いに行ってくれる。ずっと泣き続けるニコちゃんの機嫌を取ろうと、禁断のアンパンマンチョコをあげる。今日はよく頑張ってくれたから。パパもママもよく頑張ったから。ニコちゃんにご褒美だ。ニコちゃんは一睡もせずに過ごした。八時半には眠りについた。