ニコちゃん備忘録

消化しきれない、もしくは覚えておきたいアレやコレたち

嘘も貫き通せば本当に

血の繋がった家族でも、優しさが欲しい。

実の母から電話が掛かってきた。「あんた何やってんの、なんで電話出えへんの。さっきから電話してるのに。」皿洗いをしていた。42分に掛かってきて44分に掛け直した。突然、理不尽な怒りをぶつけられるのはしょっちゅうだけど、何度されても慣れない。

「休ませてやるから、掃除をしろ、人間の住むとこじゃない(※名誉の為に言うが、そんなことはない)。」「あんたは本当に気が利かない。」昔、家族の為と思って自ら始めた一人暮らしを辞めて帰って来た時は「あんたは居候や。」

愛情は、あるとは思う。大切にされていると思うし、時間もお金も掛けて貰ったし、今現在もたくさん気に掛けて貰っている。私の気持ちを考えて欲しい、というのは贅沢だろう。

理不尽で、心無い言葉を言われ、傷付いても、それを伝えたり反論すると、傷付いた顔をされたり、傷付くと言われたりする。何も言えなくなる。ひたすら我慢する。自分の意見を、心を殺す。何も感じないことは無い。

心の中で何を思っても自由だ。言葉にしたり、行動に移したりしなければ、心は伝わらない。つまり、どう振る舞うか、どんな言葉を発するかで、自らの人間性は決まる。どんな人間になるかは、あなたの、私の自由だ。思っていないことでも、言い続ければ、行動し続ければ、本当になる。